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雪蔵貯蔵庫を見学

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7月1日から販売を開始した「じゃがいもの冷たいスープ」。スープに使用しているじゃがいもは、洞爺湖町原田農園さんで昨年の秋に収穫され、雪蔵貯蔵庫で保管されている「とうや」です。昨日、原田さんの農場を訪問してきました。

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ちょうど、じゃがいもの花が満開で、見事な景色でした。とうやの花は白で男爵の鮮やかなピンクとは対象的に穏やか雰囲気。
今年は、先日の長雨の影響と、朝晩の冷え込みで例年と比べて、生育が若干遅れているそうです。長雨の間、他の作物が植えられず、その分の損害も既に出ているとの事で、やはり農業は天候に左右されるものだと改めて思い知りました。

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今回は、初めて雪蔵を原田さんに案内してもらいました。こちらが、貯蔵庫の外観。この貯蔵庫は原田さんと数名の農家の方が共同で建て、利用しています。中へ入ると…..、

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温度がちょうど3度。ひんやりとして暑い外とは別世界。奥に見えるのが”雪”です。地熱を抑えるために、床は何層にもなっています。解けた雪は床に流れないのですか?と質問すると、解けた雪は下に流れずに蒸発して、この倉庫の湿度を一定に保つ役割をしているとの答え。へぇーなるほど。そのお陰で野菜達の表面が乾かずに品質が保たれている事がわかりました。湿度は、80〜90%に保たれているそうです。雪の力恐るべし。原田さん達は、この倉庫ができた頃、色々な作物を貯蔵して食味等を検証したところ、じゃがいもだけに明らかな変化が。じゃがいもだけが「甘み」と「旨み」が増したのです。その理由をお聞きすると、「作物の細胞は0度近くに下がると、細胞内のデンプンを糖に変えて、凍結を防ぐ”自己保存機能”が働くんだよね、それが作物が甘くなる理由かな」との答え。効果が一番出る作物がじゃがいもだったんですね。

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手前が、案内をしてくれた原田さん。

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次にJAとうや湖の巨大な雪蔵貯蔵庫を案内してもらいました。

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こちらは原田さん達の倉庫とは違い、1つの建物の中で、雪氷庫と貯蔵庫が分かれていて、雪氷庫には雪を、貯蔵庫には農産物を貯蔵するようになっています。
JAとうや湖では、この施設ができた事によって電気の使用量を大幅に軽減し、年間約155トンものCO2削減を実現しました。

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倉庫の中に、3月に鹿児島で収穫されたみかんが貯蔵されていました。九州からはるばる、こんな遠くまで送られてくるとは、正直驚きました。
なかなか目にすることのできない施設を見学させてもらいました、原田さん、ありがとうございました。

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