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生産者を訪ねて~森町・山上木炭

昨日、チキンペッカーで使用している木炭の窯元、道南の森町駒ヶ岳にある山上木炭さんを訪問しました。

すばらしい駒ヶ岳の眺め。

最近、すっかりお目にかからなくなってしまった「つらら」。
子供の頃、つららは冬の遊びの重要なアイテムでした。

炭小屋の中では、炭の出荷作業に追われていました。

これから、木炭となる楢の原木

釜の入り口が見えます。

真っ暗な釜の中では、出来上がった炭を選別していました。

山上木炭3代目社長の山上さん。山上木炭は何と約140年、この土地で木炭製造を続けています。チキンペッカーでは、開店以来駒ヶ岳山麓で製造された木炭を使用していますが約5年ほど前から、品質にすぐれた山上さんの木炭を指定して仕入れています。最近は、燃料としての木炭以外に化粧品や融雪剤等木炭の有効活用にも積極的に取り組んでいますとの事。「木炭は人の心を癒やし、水や土壌も浄化してくれる。木炭にはいろんな可能性がある」と木炭作りにかける熱い想いをお聞きする事ができました。

次に、原木の伐採現場へと向かいました。

伺ったタイミング悪く、伐採職人の佐藤さんはちょうど休憩時間に入るところでしたが、アポなしの突然の訪問にも拘わらず快く撮影に協力して下さいました。ありがとうございます!

佐藤さんの後について、伐採場所へ。

道南とはいえ、山の麓。雪が深いので、伐採場所へはこのように「木の道」を利用して向かいます。「若いからバランスとれるべ」と言われたものの、「全然若くないっすよ~」とふらつきながら後を追う管理人。

伐採の前にチェーンソーに燃料を入れます。夏場と冬場では燃料の配合比率が変わるらしいです。

佐藤さん、かなり「函館なまり」が激しい・・・。気を遣っていただき色々と説明してくれるのですが、なかなか言葉が解釈できずにに戸惑う管理人。

まずは、木の根元の雪を取り除きます。

そして、根元についた氷を鉈を使って取り除きます。取り除かないと氷で刃がダメになってしまいます。

木を切り倒す方向にある小さな木が邪魔になるので、先に邪魔になる木を切り倒します。

そして、チェーンソーを使って根元を切ります。

お見事! 

見事に切り倒し、佐藤さん満面の笑顔(^○^)

切り倒した木を同じような長さに切っていきます。

切り終えたら、引っかき棒を使って木をまとめていきます。なかなかの力仕事です。

冬場の木は締まって固く、逆に夏場の木は柔らかく、かつ葉っぱ等の重みも加わるため、予期せぬ倒れ方をすることも。
切り倒す木によって、切り方・倒し方がそれぞれ異なり、その判断を誤ると「死」にも繋がる危険な仕事です。

この道40年のベテラン職人佐藤さん。色々と勉強になりました。ありがとうございます。

こうやって沢山の方々の手によって、作られている木炭。実際に現場を見ると、使う側の思い入れも変わってきます。大切に取り扱っていきたいと改めて思いました。

昨年伐採された切り株からは、このように新しい芽が芽生えていました。そしてこの芽は十数年かけて原木になります。伐採し、芽が自然発生し、再生した山林を伐採する。
持続的に繰り返される資源循環型の姿がここにありました。

実り多き出張でした。

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